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2011年4月17日 (日)

新入社員研修!“茶托”の巻

森です

今年の新入社員研修も一段落しましたが、今年例年より力をいれたビジネスマナーに“お茶の接待”があります。

そのきっかけは、3月、長いお付き合いのある会社で社員研修の際、休憩で20代後半の女性社員が日本茶を入れてくれたことでした。

とてもしっかりしているその女性社員ですが、出してくれたお茶を見てびっくり

お茶椀を上から持ち、お茶碗のみ「どうぞ」と出していたのです。

「お茶托は?」と聞くと 「??????」

慌ててその女性社員の腕を引っ張って、給湯室へ一緒に行き、「これ、お茶托って言うの!見たことない?」

「知らなかったです・・・・」と恥ずかしそうにしていました。

「じゃあ、もう一度出してもらってもいい?」とやり直すことになりました。

すると、今度は先にお茶托をテーブルに置き、あとからお茶碗を乗せたので、

「お茶托とお茶碗は一緒に出すのよ!こうやって・・・」と再指導。

その女性社員は結婚が決まっていて、今まさしく花嫁修業中と聞いていただけに、何としても覚えておいてもらわねばと、お茶を飲むことはそっちのけで、休憩中の研修となりました!

次の休憩時間、またその女性社員が「今度は大丈夫・・」と笑顔で、お茶を出しに控え室に入って来ました。

私「???????」

なんと、今度は木目の茶托に乗っていたのはコーヒーカップ

「違うの違うの」とまた指導!

昔に比べて来客があっても、コーヒーを出すことが多く、日本茶でもてなすことは少ないのですね。

今や日本茶と言えば、ペットボトルが主流で、“○~~い、お茶”とか“伊○門”と商品は☆の数ほど出ていますし、若い方々が日本茶を自分で入れることは、皆無なのかもしれません。

私が研修や講演で伺った先方でも、最近は紙コップもストローもなく、ただ1本ペットボトルが「どうぞ」と出てくることさえあります。

そんなことがあったため、他社でも若い社員に会うと(中には若くはない方も・・)「茶托って知ってる?」と聞いてみると、知らない人が多くて本当にびっくりしました。

これはしっかり大人として知っておいて欲しいと思い、今年は実物の茶托を持って、「これはチャタクチャタクと言います」と

なんだか変だわと思いながら、強調しました。

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先日、新入社員研修2日目の休憩時、男性新入社員が日本茶を入れてくれたのですが、これが大変美味しかったのです

濃さといい、温度、香りといい、感動ものでした。研修事務局のご担当者と「美味しいですね」としばし“一服のお茶”を味わいました。

休憩明け、全員の前で彼を誉め、お礼を伝えると、照れくさそうにしていましたが、

「帰ったら親にもお茶を入れてみます」と言っていました

本人は、迷いながらもテキストを見ながら一生懸命入れただけらしいのですが、同じお茶の葉で毎日様々な新入社員が入れてくれたお茶の中で、彼の入れてくれたお茶は本当に美味しかった

お茶器を温め、ゆっくり急須を回して入れる一連の流れに気持が込められ、ペットボトルのお茶がどんなに進化しても、やはり丁寧に入れた本物のお茶には敵わないことを痛感した1日でした。

皆様も一度、急須でお茶を入れてみましょう!もちろん茶托付きで。

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