使命感
森です。
震災から10日あまり経ちましたが、未だ福島第一原発も予断を許さない状況で、不安な日々が続いています。
そんな中、10日ぶりに救助された80歳と16歳の少年のニュースが、一筋の明るい光となりました。
原発で最前線に立ち、放水活動を行った東京消防庁ハイパーレスキュー隊の記者会見は、多くの方に感動を与えました。
想像を絶する恐怖感の中、自身の被曝も顧みず、それを支えたものが使命感と家族のエールであったこと。自分しかいないという使命感はどこから生まれてくるのでしょう。
隊長が隊員にも家族がいると涙を見せたこと、究極の判断を下さなければならなかったこと、その精神力の強さには感動という一言では言い表せない思いです。
“使命感”。
『与えられた任務を遂行しようとする強い思い』
その“強い思い”は、つね日頃から、
人命救助の最前線にいること、、
命を守る最後の砦であること、
国民の負託に応えること、
を自分の任務として誇りをもち訓練を行う中で、有事に揺るぐことなく行動できる精神力の鍛錬でしょうか・・・・
危険を伴う仕事への志望動機は、様々であると思いますが、実際その状況に遭遇した時の行動へのスイッチは、この“使命感”しかないのかもしれません。
今朝のテレビで、南三陸町職員で25歳の遠藤未希さんという女性が、防災センターで、たった一人で最後まで、懸命に「早く逃げて」と津波の防災無線放送を伝え続けていて、未だ安否不明というニュースが流れていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000007-mailo-l04
9月に結婚式を挙げる予定で、非常に責任感の強い女性だったそうです。
“使命感”。
心から敬意を表します。
どうぞ生きていてください。助かっていてください。
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